クラウド導入を中小企業で成功する要因は、導入事例にあり

クラウドで、導入事例がなぜ大事なのでしょうか。昨年、クラウドサービス認定を受けた、アステリア㈱のHandbookには、こんな事例集が公開されています。クラウド導入の成功には、、とりわけ、このような導入事例が役立ちます。
https://handbook.jp/whitepaper/wp_case_studies/
アフターコロナでは、世の中が大きく変わるといっているうちに、コロナがいつ収束するかが、見えなくなり、まさしく、今の状態が継続し、この事態とどう付き合うかというウイズコロナが重要だと、言われている今日この頃です。テレワークは、単にテレビ会議や脱ハンコの問題ではありません。本当のテレワークとは、会社に行かなくても、工場に行かなくても、さらに顧客や取引先に行かなくても、円滑にビジネスができるということです。
情報共有、ワークフロー自動化が用意されていなければ、非効率的な仕事がそのまま行われます。これはテレワークではありません。
このデジタル化には、クラウドが不可欠だと、言われすぎるほど言われてます。しかし、中小企業の現場では、業務アプリが爆発的に広がっているとは、残念ながら思えません。
なぜでしょうか。改めて、中小企業への要因を考えてみましょう。

1.中小企業にその情報がつたわっていますか
DMメールがたくさん来ても、それで、そのアプリの良さを理解して、使ってみようという気にはなりません。知人や、支援者が背中を押すことが大事ですし、加えて、クラウドサービス認定という第3者の評価を受けていることが、重要な情報となります。
2.使ってみれば本当に良さがわかるですか?
クラウドは、お試しがしやすく、いつでも辞められる、と言われています。でも、そんなにいくつものアプリを試すでしょうか。会計ツールなど、一つ試すのも結構、大変で、使えなければ、別のを試してみようではなく、クラウドはやめようになります。試してもらうのにも、無料だから支援はいらないのではなく、無料だからこそきっちり支援することがカギです。
3.導入事例を公開していますか?
パソコンのソフトは、しばしばパッケージといわれるように、詰め合わせ販売されます。つまり要らないもの、使わないものも入っています。クラウドでは、ERPであっても、使った機能、使った人で課金されます。必要に応じて、他のアプリとつなげて使うことが多いのです。xxxオフィスと、グループウエアとか会計アプリとかです。明らかに、専門知識が必要です。その時に導入事例、それも連携している事例が大事です。そんな情報が公開されていれば、安心して使えます。だからこそ、私たちのクラウドサービス認定に際しても、事例が公開されていることを重視しています