生成AIで業務改革の第一歩を踏み出そう!~最新動向と具体的活用法を解説~ – CSPA 中小企業ステップアップセミナー Vol.23 開催報告書/動画公開
生成AIは、日々進化しています。いざ使おうとしても、営業秘密や個人情報の取り扱いへの懸念等が指摘される中で、躊躇されていませんか?
まずはその第一歩を踏み出すために必要なポイントについて、富田講師からお話をいただきました。
今回で3回目となる講座ですが、生成AIの新しい機能が短期間で増えていて、驚きです。
【講師プロフィール】
富田 良治(とみた よしはる)氏
TITC合同会社 代表社員
一般社団法人クラウドサービス推進機構 理事、中小企業診断士、ITストラテジスト、ITコーディネータ
受託開発ソフトウェア業の中小企業にて、SE として主に Web システム開発に 16 年従事の後、データ経営コンサルタントとして独立。創業・新規事業支援、IT 活用支援、データ分析、 Web/SNS マーケティングを得意とする。
自身のコンサルティング会社の他に、飲食業や駄菓子屋など8社以上の経営に関わる起業家でもある。
IT 活用・Web/SNS 活用・データ活用などで、年間 100 日以上のセミナー研修実績がある。
皆様からのご要望を踏まえて、生成AIの活用に関するお悩み事が相談できるオンライン・ワークショップ(有料)を毎月開講することとなりました。ぜひともご参加ください。
【生成AI駆け込み寺】シリーズ ~CSPA 中小企業ステップアップセミナー特別編~
詳細は、こちらをご参照ください。
アーカイブ動画を公開しました。
アーカイブ動画の要約をChatGPTで行いました。ご参考まで。
**生成AIで業務改革の第一歩を踏み出そう! ~最新動向と具体的活用法を解説~ 概要**
本セミナーでは、生成AIの最新動向と業務活用の方法を解説し、今後の社会への影響についても触れられています。
**1. 生成AIの進化と社会変化**
生成AIは、インターネットやスマートフォンの登場を超えるインパクトをもたらすとされています。進化のスピードは非常に速く、数年で多くの職業がAIに置き換えられる見込みです。単純作業はAIが担う時代が来るため、AIを活用して価値を生み出すことが、今後の働き方のカギとなります。
**2. 主要な生成AIの技術・モデル**
主要な生成AI技術として、以下の企業とモデルが紹介されました。
**OpenAI:** ChatGPT(O1、O3モデル)
– 最新モデルO3は、O1よりも高速かつ賢い。
– 特にO3 miniは、プログラミング能力が非常に高く、ゲーム開発などにも応用可能。
– 月額20ドルの一般版と、200ドルのプロ版が提供されています。
– **Google:** Gemini
– Gemini 2.0は、画像認識や音声会話の機能に優れ、特に日本語対応が強化されています。
– GoogleのノートブックLMは、自社のファイルやYouTube動画などをAIに読み込ませることで、独自の知識ベースを使った回答を生成でき、嘘をつきにくい設計。
これらのモデルは、毎月のように進化しており、特にChatGPTは画像や動画の理解能力が向上しています。
**3. ChatGPTの応用機能**
– **ChatGPT Task:** 指定した時間にタスクを自動実行し、情報を整理してくれる機能。例えば、毎朝AI関連ニュースを収集してメールにまとめるような使い方が可能。
– **ChatGPTオペレーター:** ChatGPT上にブラウザを立ち上げ、ブラウザ操作を自動化する機能。これによりクラウドサービスの操作が可能になり、従来のRPA(業務自動化)ツールの代替となり得ます。
**4. Google ノートブックLMの業務活用**
– **ノートブックLMの特徴:** 自分の持つデータを基にAIが回答を生成し、データ出典も示してくれる。企業が内部データを使ってAIを活用できるため、セキュリティ面での安心感も高い。
– **Google Workspaceとの連携:** 企業向けプランでは、プライベートなクラウド環境内でノートブックLMを利用可能。これにより、情報漏洩のリスクが軽減されます。
**5. Geminiの新機能**
– **ディープリサーチ:** 有料版GeminiがWeb上の情報を収集し、レポートを作成する機能。市場調査やマーケティングレポートの作成に向いており、非常に整理された情報を短時間で得ることができます。
**まとめ**
生成AIは、業務効率化やイノベーションを起こす大きな可能性を秘めており、最新の技術やモデルを積極的に活用することが重要です。各種生成AIの機能やプランを理解し、自社の業務にどう活かせるかを考えることが、競争力向上の鍵となるでしょう。