「ASTERIA Warp」シリーズの最新バージョン提供開始

AIやクラウドサービスとのスムーズなデータ統合・連携の推進へ

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内ソフトウェア市場で18年間連続シェアNo.1※1を継続している「ASTERIA Warp(アステリア ワープ、以下 Warp)」シリーズの最新バージョンを本日より提供開始することを発表します。

新バージョン提供の背景と概要

企業や自治体のシステム開発現場では、老朽化したレガシーシステムからの脱却やIT人材不足を背景に、クラウドサービスを取り入れたシステム刷新やDXやAI活用による開発生産性の向上が進められています。また、こうした状況を受け、AIやクラウドとの連携で広く活用されているJSON※2形式のデータを用いた連携ニーズが高まっています。

Warpの最新バージョンでは、AIやクラウドとの連携をスムーズに実現するためにJSONの処理機能を大幅に強化しました。今まで以上に複雑なJSONデータの加工・変換に対応できる6種類の処理機能(コンポーネント)を追加し、より幅広いクラウドサービスとの連携を実現します。また、バージョン管理機能の改良により、一般的なGit※3利用手順が適用可能になりチーム開発における生産性が向上。Warpのバージョンアップを手軽に実行できる移行ツールも拡張し、長期的なシステムライフサイクルにおけるデータ連携基盤としての活用を強化しています。

Warpはノーコードで企業内外のシステムを繋ぐデータ連携ミドルウェアとして、既に1万1千社を超える企業に導入されており、2024年度には過去最高の売上を記録しました。最新バージョンの提供を通じて、データ活用や業務効率化・業務変革に向けたDX推進ツールとして、より幅広いビジネスシーンにおける採用を拡大してまいります。

新バージョン(2506)の主な追加機能

①JSON処理機能の強化複雑なJSON構造への対応力を強化、多様なAIとの連携をより容易に
②Git対応の向上Gitリポジトリとの連携機能を強化し、チーム開発の効率化を実現
③移行ツールの拡張Warp旧バージョン(2306、2312)からの移行に対応

(今回のバージョンアップに伴う製品ラインアップや価格の変更はありません)

※1:  出典/テクノ・システム・リサーチ社「2023年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESBは、それぞれEnterprise Application Integration、Enterprise Service Busの略で企業内外のデータ連携製品カテゴリーを指す。
※2:  JavaScript Object Notationの略。Webアプリケーションなどで主に使われる軽量なデータ記述フォーマット。システム間でデータをやり取りする際によく使われ人間にも読みやすいのが特長。
※3:  ソースコードなどの変更履歴を管理する分散型バージョン管理システム。チームで行う開発や修正の履歴管理がしやすく、ソフトウェア開発の現場で標準的に使われているツール。

出典:「ASTERIA Warp」シリーズの最新バージョン提供開始 AIやクラウドサービスとのスムーズなデータ統合・連携の推進へ