2025年度「クラウドサービス認定プログラム」、新たに認定されたクラウドサービスを公開
一般社団法人 クラウドサービス推進機構(CSPA)は、中小企業の経営を支える基盤として、良質なクラウドアプリケーションサービスのビジネス活用を推進するために、クラウドサービスを審査、認定する「クラウドサービス認定プログラム」を運営してきました。今年度より募集期間を設けずに、ベンダーの皆さんがいつでも申請できる体制に変更しました。中小企業が安全に、また安心して持続的にビジネスで活用できるために不可欠となる要件を定めた審査ガイドラインに沿って、厳正に審査いたしますことは、どの応募においても同じです。
その結果、下記1件のクラウドサービスが審査基準に照らして、適合と認められましたので、公表いたします。これにより、認定されたサービスは57件になりました。いずれも中小企業の経営に有効なクラウドサービスと評価されています。これらが中小企業の経営革新(DX)に寄与し、デジタル社会を創生する重要な役割を果たすことが大いに期待されます。
一般社団法人 クラウドサービス推進機構は、この認定されたサービスが広く活用されることで、中小企業の経営を強化するものと、引き続き支援に努めてまいりたいと存じます。
※個別の取材はinfo@smb-cloud.org まで、お申し付けください。
【認定されたクラウドサービス】
社名 | サービス名 |
株式会社 テラスカイ | mitoco X |
【認定されたクラウドサービスの概要】
「mitoco X」は豊富な導入実績を持つ次世代型クラウドデータ連携サービスです。数多くのコネクターやトリガーを組み合わせてノンプログラミングでデータ連携処理を作成でき、企業内のデータベース、システム、ファイル、クラウドサービスをデータ連携させることで、業務の自動化やデータの統合管理を実現します。
【審査基準およびサービス認定ガイドライン】
中小企業が安全に、また安心して持続的にビジネスで活用できるクラウドサービスの最低限必要な要件を整理したガイドラインを公開しています。
審査に際しては、次の7つの視点から、クラウドサービスを評価いたします。
- 経営の視点
- 運用の視点
- SLAの視点
- 技術の視点
- 取引条件の整備状況
- サービス体制
- その他、経営基盤、人材、実績など
今回の認定において、次のような視点からクラウドサービスの推進を図ることの重要性に留意しました。
- 小規模事業者もデジタル化のレベルに応じて適用できるサービスであること。
- デジタル化の経験が少ない事業者でも、自社のレベルに応じて容易に選択できるサービスであること。
- デジタル化に向けての支援体制がしっかりできていること。
【認定式】
2025年10月17日(金)10:15より、芝パークホテル(東京都港区)にて認定式を執り行います。
【主催】
一般社団法人 クラウドサービス推進機構(CSPA)