リアル×デジタル時代の販路開拓論 ~KITTE丸の内・大阪万博・KITTE大阪で得た実践知~:CSPA 中小企業ステップアップセミナー#36 開催報告書/動画公開
中小企業の販路開拓は、いま大きな転換点を迎えています。 デジタルを活用する企業が増える一方で、「導入したが成果が出ない」という声も少なくありません。
本セミナーでは、株式会社CRENEO 代表取締役 田中 英臣(たなか えいしん)氏が KITTE丸の内(2024) → 大阪・関西万博(2025) → KITTE大阪(2025–26) という三つの現場で得た経験をもとに、
- 購入にいたる8つの段階
- リアルとデジタルそれぞれの役割
- 組み合わせ方
- お客様の動きや反応から見えてきた“本質的なポイント”
をわかりやすく説明いただきました。非常に明快で示唆に富んでいます。
主な内容は、
- 顧客が反応する“伝わり方”の構造
- リアルとデジタルの特性を生かした展示・販売の組み立て方
- 万博で見えた「地域横断型展示」の新しい可能性
- KITTE大阪で進むデジタル体験(VR/インナービュー)による参加導線の変化
- 中小企業が無理なく取り入れられる最初の一歩
でした。
8つの段階別に食品の場合と伝統的工芸品の場合を比較して、どの段階を重視したらよいのか、デジタルをどう活かしたら良いのか、の具体事例を説明しています。デジタル体験は斬新で、興味深いものでした。内容は技術解説ではなく、 現場で掴んだ「気づき」「構造の捉え方」「考える軸」を中心にお話いただきました。
<登壇者プロフィール>
田中 英臣(たなか えいしん)
株式会社CRENEO 代表取締役
MONOKATARI EXPO 2025 コンソーシアム代表
一般社団法人CRENEO(2025年12月設立予定)代表理事
東京生まれ。2004年より福井県鯖江市の商工会議所に勤務し、 20年以上にわたり地域産業支援に従事。後半は事務局長・特命監として、 ブランディング支援や制度設計を通じた価値創造に取り組む。
2024年のKITTE丸の内展示では、4日間で1万人来場・売上1,000万円超を記録。 2025年7月の創業後、同年10月の大阪・関西万博では、複数地域の企業によるハイブリッド展示を、民間として稀な形で2会場同時に企画・運営した。
現在は、万博で得た知見を基にMONOKATARI EXPO 2025(KITTE大阪)を推進し、リアル展示とデジタル体験を組み合わせた新しい販路開拓モデルの実践に取り組んでいる。