「管理職受難の時代」打開のための基本戦略 ~管理職を過労死させないために、経営陣と部下が知っておくべきこと~ CSPA 中小企業ステップアップセミナー Vol.7 開催報告書/動画公開

「失われた30年」という時代認識の中で企業に押し寄せる様々な課題の解決が中間管理職に求められ、正に「管理職受難の時代」の様相を呈しています。当該ステップアップセミナーの統一テーマであるITやクラウドの活用のみならず、近年企業が取り入れた1on1やMBO、360度評価、人的資本主義の情報開示などへの対応においても、それらを円滑に運営する責任が悉く管理職に押し付けられ、管理職だけが孤軍奮闘している構図が浮かび上がってきます。

近年では「管理職への昇進は割に合わない罰ゲームか!?」といった論調も聞かれるようになり、若手が管理職になりたがらない結果、組織運営が機能不全に陥る恐れすら出てきました。

この苦境に多くの管理職は長時間労働および気合いと根性で立ち向かっていますが、彼ら・彼女ら自身の過労死も懸念される状況に立ち至っています。また管理職向けの研修やトレーニングは山のように提供されていますが、管理職自体の負荷を軽減する方向での取り組みは、寡聞にしてほとんど聞いたことがありません。筆者はこの状況を、管理職を上下から挟み込む経営陣と部下、双方に起因する様々な要因の複合汚染の結果と認識しています。

本講演では、このような複合汚染の構造の因数分解を試み、管理職そのものではなく、彼ら・彼女らを過労死に追い込みかねない経営陣や部下の認識と行動に問題を提起し、打開の方向性を模索しました。

下記より視聴可能です。

是非ご覧ください。