長寿企業における「価値」のシフトチェンジ:CSPA 中小企業ステップアップセミナー Vol.25 開催報告書/動画公開
今回は、明治八年創業の地方都市の老舗企業田丸屋本店の代表取締役社長望月啓行氏に、長く持続する会社にするため、どのような取組をしているのか、実際に取り組んだ事をベースにお話をしていただきました。
日本は創業100年を超える企業の数も世界で群を抜く“老舗大国”と言われます。企業の平均寿命は25年程度、様々な危機を乗り越え長く事業を継続することは決して容易ではありません。またマーケット環境の変化も激しく、それまで価値のあったものが、価値がなくなる場面も多くあります。その時に、現存する長寿企業はどのように危機を乗り越えているのか。
田丸屋本店の場合も全国的に有名な「わさび漬」がメインですが、すでにダウントレンドになっており、新しいわさびマーケット開拓への改革は必須でした。静岡の歴史ある地域産品をコアに、農業・製造・販売・飲食・観光等、さまざまな展開を行い「わさび=静岡」を世界に広めるべく、積極的に取り組んでいて、たいへん参考になります。
【講師プロフィール】
望月 啓行氏
株式会社田丸屋本店 代表取締役社長
●田丸屋本店
https://www.tamaruya.co.jp/