ChatGPTにも対応 ノード統合プラットフォーム「新Gravio」提供開始!

アステリア株式会社(以下 アステリア)は、分散しているデジタル機器、エッジコンピュータ、クラウドをノーコードで連携することのできるノード※1統合プラットフォーム「新Gravio」の提供を2023年7月3日から開始することを発表します。

「新Gravio」提供開始の背景

企業におけるコンピューティング形態は、過去半世紀においてホスト型から、クライアントサーバー型、クラウド型、エッジ型へと進化を続けてきました。そして、10年以上市場に受け入れられる製品開発をポリシーとするアステリアでは、中長期的に企業に貢献し続ける新しいコンピューティングの形態として「ノード・コンピューティング」を標榜しています。

ノード・コンピューティングは、クラウド型の利点とエッジ型の利点を融合し、非中央集権型アーキテクチャを基本としながら企業に必要とされる集中管理も可能とする新たなコンピューティング形態です。デジタル機器、インターネット環境、生成AI※2などが著しい発展を続ける昨今、これら新しいデジタル技術の価値を企業活動に取り入れ、企業中枢から末端の現場までDXを進めることが企業競争力の源泉になりつつあります。

そこでアステリアでは、2017年にAIを搭載したIoT統合プラットフォームとして誕生したGravioをノード・コンピューティング対応に進化させ、7月3日に新Gravioの提供を開始します。新Gravioは、多要素化、多拠点化するデータを連携・管理する「ノード統合プラットフォーム」として無償版と3つの有償プランをラインアップ。新Gravioでは、分散した現場で管理されている情報資産を専用クラウドサービス「Gravio Cloud」で統合し、全てをプログラミングが一切不要な「ノーコード」で管理・活用することが可能となります。

「新Gravio」が実現するノード・コンピューティング イメージ

<「新Gravio」機能概要>

新機能概要
Gravio Cloud
(専用クラウドサービス)
各ノードで収集した現場(ノード)のデータをGravio Cloudへ集約・統合し、情報を一元管理。
ノード管理機能各ノードとユーザー権限の管理機能で、高い運用管理性を実現。
独自グラフ作成機能
(統計情報機能)
Gravio Cloudに集約・統合したデータを集約しグラフ作成。ニーズに合わせて情報を可視化。
ChatGPTによる
連携基盤自動構築機能
既存データベースとの連携基盤構築に必要な検索命令文を自然言語からChatGPTが自動で生成し、設定作業を効率化。

今後の展開

Gravioは、センサー情報などのデータ収集やサービスへの接続をノーコードで実現するソフトウェアとして高く評価され、幅広い業種の制御機器として企業・団体で採用されてきました。アステリアではノード統合プラットフォーム「新Gravio」の提供を通じて、現場の情報資産の利活用をさらに促進し、年間約1億円の売上を目標にしています。

※1:節、交点、中心点などの意味。ITにおいては網状構造の個々の要素を指し、通信の主体となる個々の機器をいう。
※2:「ジェネレーティブAI(Generative AI)」とも呼ばれるAI(人工知能)の一種。AIを用いてクリエイティブな成果物を生み出すことができるのが特徴。

出典:アステリア株式会社 ノード統合プラットフォーム「新Gravio」提供開始!生成AIにも対応
ノードと専用クラウドの構成でデータ収集から統合までを ノーコード で完結